老人ホームへの入居を検討中、実態を教えて!

私たち家族は都会に出ているのですが、別の地方都市で一人暮らしをする義父が心配なので老人施設に入居してほしいと思い、色々と探していました。

義父は一応一人暮らしはできる程度の軽度ではありますが、認知症の症状が出ています。

私たちが住む地域とは車で3時間の距離なのでそれほど遠いわけではないのですが、しょっちゅう帰るのは負担になるため、火事や怪我といった恐ろしいことを起こしてしまう前に施設に入ってほしいと思いました。

老人ホーム探しの実態

でも、いざ老人ホーム探しをするとその実態は厳しいものでした。

認知症の症状はあるとはいえ、基本的な生活が自活できている義父は要介護度はそれほど高くはないため、特別養護老人ホームに申し込むことはできません。

しかし、もし要介護度が高くても義父の住む地方都市では特養は待機状態の人がどこも数十人、多いと百人以上のレベルでいるそうで、80代の義父が生きているうちに入れる可能性はかなり低いと相談に乗ってもらっているケアマネージャーに言われてしまいました。

特養は入居待ちが多すぎて入れないのが実態?

特養は入居一時金は必要ありませんし、月々にかかる費用も比較的安価で入れて、しかもその地域にある特養は綺麗な施設が多いので入居希望者が多いようで、我が家のような切迫度が高くない人はとても入れる状態ではありませんでした。

そのため、候補に挙がったのは認知症の人のためのグループホームか一般の有料老人ホームです。

ただ、義父がグループホームは嫌がりました。

老人施設に入ること自体は嫌がらないでくれたのですが、どうせ入るのならあまり家事とかをしないで済むようなところが良いというので、割と手厚くサポートしてくれる施設が候補に挙がりました。

有料老人ホームは料金が高い

でも、料金が正直かなり高いです。

有料老人ホームは私営の施設なので、その施設ごとに入居に係る費用や保証人の条件などは異なります。サービス内容も異なりますし、施設内で行われるレジャーやイベントも施設により異なります。

そのため、サービスの良い施設と普通の施設ではお値段に大きな差があり、入居の際に数十万~数百万円の一時金が必要なことも珍しくはなく、月々も12万円程度~上は青天井です。

我が家はそれほど裕福ではないので、月額が15万円程度かかりますが入居一時金はゼロの施設を選びました。

同じ地域ですが、特養は待機が多く全く空きがない状態でも有料老人ホームはその数が多いこともあって、比較的空きがあり、こちらで選ぶ余地もあったので助かりました。

賢い老人ホームの探し方はこちら