「特養に入るには制限があるし、待機時間も長い……」
「老人ホームでの高齢者虐待が怖い」
「将来の両親の介護が心配」
そんな悩みを解決するために老人ホームの選び方を3つのステップにしました。
これを参考に、老人ホームを徹底比較して、安心して暮らせる施設を選んでください。
ステップ1:施設の分類を知る
まずは老人ホームの分類を知ろう!
「老人ホーム」と一口に言っても、種類はさまざま……
そこで、ステップ1では、老人ホームにはどんな分類があるのかを知りましょう。
その上でステップ2で、どんな老人ホームが自分や入所される方に合っているのかなどを考えていきます。
老人ホームの3つの分類
老人ホームは大きく3つに分類できます。
- 特別養護老人ホーム
- 有料老人ホーム
- 高齢者向け住宅
分けようと思えばもっと細かく分類もできますが、これぐらいの理解で問題ありません。
老人ホームの分類はざっくりの理解で問題ない?
例えば、有料老人ホームといっても、さらに細かく分類できますし、施設によって、内容が異なります。
介護状態や、認知症の有無などの条件が変わります。
そのため、大枠だけ理解しておいて、詳細については、資料を見ながら、比較するのをオススメします。
特別養護老人ホーム
介護サービスを施設の職員から受けることができる。
費用は安いが、要介護3以上が基本的な条件で、入所まで数ヶ月から数年待つ可能性がある。
有料老人ホーム
種類が多く、施設によって介護サービスを職員から受けられるか、別契約になるか、また、介護状態も自立~重度まで、本当に施設によってさまざま……
そのため、細かい分類を知るよりは、まずは条件をもとに検索し、施設詳細を比較するほうよいでしょう。
高齢者向け住宅
自立~軽度、中度の要介護が対象
常駐のスタッフによる見守りや相談が基本で身体介護を行わない。
ただし、有料老人ホーム同様、施設によって異なるので、資料請求時にチェックしましょう。
一般的な賃貸住宅で、より高齢者が住みやすくなったような住宅のイメージで、比較的入所しやすい。
以上、老人ホームの大きな分類をご紹介しました。
ご紹介したとおり、有料老人ホームや高齢者向け住宅は、その施設によって条件が異なるので、施設ごとに確認しましょう。
特に、自立・要支援・要介護・認知症などによって入所施設の形態が変わります。
もし介護保険の認定を受けていなければ、老人ホームを探すと同時に受けることをお勧めします。
ステップ2:探す・比較・資料請求
条件をもとに施設を探して、気になる老人ホームがあれば迷わず資料請求してみましょう!
ポイントは、複数サイトで比較すること!
下記のサイトはチェックしておきましょう!
上記サイトのサービスは全国の介護施設のパンフレットを、無料で、まとめて取り寄せることができる便利なサイトです。
ぜひ、それぞれのサイトで条件を入力して探してみてください。
なぜ老人ホームを比較するの?
老人ホームの比較をオススメするのにはもちろん理由があります。
ご存知だと思いますが、1つのサイトではすべての老人ホームを網羅しきれていないためです。
より条件のあった施設を探すには複数サイトを見ることが重要です。
また、パソコン上ではわかりにくい・比較しにくいということも多くあります。
そのため、資料請求して、紙ベースで比較することも併せてオススメします。
紙の資料だと比較・検討する際に便利なので、気になった施設があれば迷わず資料請求してみましょう。
ステップ3:老人ホームの見学
資料請求した老人ホームで気になるところを、見学してみましょう!
見学の際に注意したいポイントは…以下の4つ
- 雰囲気
老人ホームのスタッフの方や入居者の雰囲気をチェックしよう!
特にスタッフと入居者のコミュニケーション状況などをみてみましょう!
特に最近では、老人ホームで虐待の問題もニュースになっています。
それは実際に、見学に行かないと見えてこない部分もあるので、見学した際の雰囲気を肌で感じましょう。
- 立地・アクセス
老人ホームまでの交通の便がよいか、周辺の環境はどうか確認しましょう!
- 費用
別途かかる費用はないか確認しましょう!
- 設備・食事
実際にその老人ホームで生活するイメージしてみましょう!