介護保険を利用することで、費用の1割(一定以上所得者の場合は2割)を負担することで介護サービスを受けることができます。
しかし、そのためには要介護認定を受けて、認定される必要があります。
ということで、要介護認定を受ける流れをご紹介します。
要介護認定を受けるには…
要介護認定を受けるには、大きく6つのステップがあります。
1、要介護認定の申請
まずは市区町村窓口(役場・役所)に行って相談しましょう。
電話で確認して相談するといいかもしれません。
2、調査を受ける
市区町村の担当者が自宅などに来て、認定のための調査をしてくれます。
3、主治医意見書
市区町村が主治医に意見書の依頼をしてくれます。
もし、主治医がいなければ受診する必要があります。
4、審査判定
ちなみに判定は、二段階で行われます。
一次判定:コンピュータによる判定
二次判定:一次判定をもとに保健医療福祉の学識経験者が行う判定
5、認定
原則30日以内に判定結果が通知されます。
認定は要支援1・2から要介護1~5までの7段階および非該当に分けられます。
6、ケアプランの作成
認定されると、ケアプランの作成に入ります。
ケアプランは、要支援と要介護で相談する場所が異なります。
「要介護1~5」:居宅介護支援事業者(ケアプラン作成事業者)
「要支援1・2」:地域包括支援センター
以上が、介護認定の流れです。
これらが終了すれば介護サービスを受けることができます。