「介護老人保健施設プレジャーライフ(大阪府東大阪市)」の体験談

大阪府東大阪市にある介護老人保健施設プレジャーライフの体験談です。

ケアマネと相談し母が介護老人保険施設(老健)に入居

実家に一人暮らしであった母が、軽い脳梗塞で倒れて以来、歩行が非常におぼつかない状態になりました。

それでも当初は外出時には押し車、家の中では杖をついて何とか歩行ができていました。

トイレにも自分で行ける為、食事・掃除・洗濯の生活介助のみを私達が行い、風呂は週に3回のデイサービスを利用する時に入れてもらうという生活を3年近く続けていました。

しかし、さらに歩行が難しくなり、トイレに行くのが少し危険なほどになって来ました。

そんな状態を受けて、ケアマネさんと相談し、介護老人保健施設(老健)に入居させてもらい、歩行訓練を受けて自宅生活に戻る事を目指す事としました。

入居したのは、東大阪市にある介護老人保健施設プレジャーライフでした。

介護老人保健施設プレジャーライフの体験談

入居させていただいた老健プレジャーライフには、兄弟が分担して毎週2日、洗濯物を持ち帰り、洗濯済みの衣類を届ける事を兼ねて母の面会に必ず訪れていました。

母はユニット介護の個室に入居させてもらっており、最初は環境が変わった事もあり、戸惑っていたようですが、次第に落ち着きた生活を過ごしていました。

3~6か月に1回、ケアマネさんを中心に、介護主任や管理栄養士や看護師や理学療法士と家族がミーティングを行い、本人の生活や歩行訓練の状況、さらに今後の介護方針などを共有化する場が設定してもらえ、家族として非常に安心して預ける事が出来ました。

施設の介護担当の方はもとより、施設長や生活相談員やその他の事務系の方とも顔見知りとなると、気軽に我々にも話し掛けて下さり、本人が日頃こうした雰囲気で接してもらえている事を感じる事ができ、これも家族としては非常にありがたい事でした。

入居者と家族が一緒に楽しめるイベントも年に何度か設定されており、これも入居している母と私達の話題ともなり、非常にありがたいものでした。

春の桜の花見、つつじ見学、夏祭り、クリスマスなどが家族が参加できる行事として一緒に楽しみました。

時には遊びに来ていた私達の幼児の孫を連れて一緒に遊ぶ事もあり、母はこうした行事を心から楽しんでいる様でした。

もちろん、入居だけの行事も色々とあり、施設内での食事は栄養管理がされ申し分はないのですが、入居者の気分転換を兼ねて回転すしを楽しむ企画も行って下さい、ある意味至れり尽くせりと言った状態で、非常にありがたく、また大変助かっていました。

老健は原則自宅復帰を目指す介護施設

しかし、老健は歩行訓練などリハビリを施し、自宅復帰を目指す施設であり、特養の様に無制限に入居できる施設ではありません。

歩行が回復し、実家に戻って生活ができると言う状態に回復した時、母は病気になり1か月間入院をしました。

これにより、せっかく自宅復帰できる状態まで回復したものが、再び歩行が難しくなり、再度この老健にお世話になる事となりました。

しかし、年齢が90歳を過ぎ、その後は訓練をしても歩行の危険性がない状態までは回復が出来ず、そうこうしている間に要介護4になってしまいました。

要介護4になり老健から特養を探すことに

自宅復帰が困難で要介護4となった事もあり、ケアマネさんから特別養護老人ホーム(特養)などを探すように求められました。

施設の制度上の位置づけから仕方ない事ですが、プレジャーライフに特養の様にずっと置いてもらえれば非常に助かるのにと思うほど、この施設は家族としても信頼でき、安心でき、気に入っていました。

特養を探すように促されましたが、特養を探すに当たっても、生活相談員の方が市内の施設一覧表を下さり、また母にとって特養が終の棲家となる可能性が高いので、色々と検討し、悔いのない施設を探すようにとのアドバイスも頂きました。

新たな施設が見つかるまで、一方的に強制退去してもらうような事は無いので、じっくりと探すべきだとアドバイスを下さり、少し不安になっていた気持ちが払拭される思いで非常にありがたく感じました。

制度は制度として、その施設の方々の心遣いは、やはり家族にとってはありがたいものであり、こうした時にもこの施設にお世話になって良かったと痛感しました。

運よく、3か月足らずで何カ所も見学した特養で、ここならと言う施設に空きが出て、その施設に移る事となりました。

その特養も良くしてもらい、決して不満はありませんが、その特養と比較しても老健は居心地が良い施設に感じられるほどでした。

老健と特養の違い

老健では洗濯は家族が責任をもって行う事になっていましたが、特養では洗濯は施設で一括して行う事になっています。

洗濯物を持ち帰り、また持参する事で面会機会が増えるメリットがありますが、家族が遠方であったりする場合には、老健に洗濯を依頼する事が出来たのだろうかと、ふと思った事があります。

老健と特養での介護を経験して

特別、改善すべきと感じる様な点は全くなく、こうした施設に巡り合え感謝の気持ちでいっぱいです。

介護施設でヘルパーさんによる入居者に対する暴力や虐待がテレビニュースで報道される事がありますが、そんな施設の雰囲気はどんなだろうかと、想像できないほど、アットホームで家族にとっても安心できる施設でした。

近隣の方に老健を探していると聞けば、迷わずこの施設を当たってみればと勧めたいと思います。

 

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