介護療養型医療施設「豊川青山病院」の体験談

私の祖母は、愛知県豊川市にある介護療養型医療施設である豊川青山病院にお世話になりました。

10数年前ですが、祖母が認知症と診断され、徘徊を繰り返すようになってしまい、家族だけでは介護が出来ないと言う状況におちいり、入院することになりました。

要介護3の祖母が介護療養型医療施設へ入院

その当時の祖母の要介護度は要介護3でしたが、ほとんどの身の回りのことは自分で出来ていました。

ちょっと落ち着きが無くすぐに出かけてしまういわゆる徘徊が頻繁に起こっていました。

病院に入ってからも自室でじっとしていることはあまりなかったようで、話し相手を見つけにいろいろな病室に出かけていたようです。病院から抜け出すことは無かったようです。

病院から勝手に外出してしまうようであれば、さすがに病院側も面倒を見ることは難しいと言う判断になってもおかしくありませんので、その点では良かったと思います。

豊川青山病院はもともとから病院なので、何か調子を崩した際などにはすぐ診察をしてくれるので安心して預けることが出来ました。

始めは母親が時短勤務をして何とか面倒を見る予定でしたが、完全に仕事をやめるわけではないので、どうしても祖母が一人の時間が出来てしまい、その僅かな時間に外出してしまうと言うことが多々ありました。

当時学生だった私と弟も学校から帰ると遊びに出かけずに、祖母の話相手になっていました。

そして母親が仕事から帰って来ると、私と弟は公園へ出かけるようになりました。私や弟が学校から帰ってきた時に、家に祖母がいないと言うこともよくありました。

そうなると、家にはいられず、近所を探し回るのです。

近所のお友達の家にいることもよくあったので、行きそうな家を回ったりしました。

大体はその回った数件のうちのどこかで話をしていることが多く見つけると話が一段落した頃を見計らっていっしょに家に帰るようにしていました。

大変なのはその数件を回っても見つからない時です。

どこにいるか見当も付かないので、近所のスーパーだとか飲食店などを回ったりしました。

飲食店にいて何かを食べていることもよくありました。

お店の人によると自分で注文し、キチンとお金も払っていたようなので、徘徊で来ているとは思わなかったそうです。

家から出かけてしまう以外はちゃんとしていたようです。神社でお参りをしていた時もありました。

その時もお賽銭をちゃんと持って出かけていて、普通の人がお参りしているのと何ら変わりは無かったです。

祖母は足も悪かったのですが、外出するのが好きだったようで、家でじっとしてテレビを見たり好きな編み物をしたりと言うことがあまりなかったです。

多くの高齢者がそうであるように、自宅でじっとしていてくれれば、入院という措置を取らずに済んでいたでしょう。

足が悪いのに外出してしまうのは、一人でいるのが退屈に感じたからなのでしょうが、家族からすると気が気ではありません。

夕方家族の誰かがいれば普通に過ごすことが出来ていました。

 

介護療養型医療施設である豊川青山病院を選んだ理由とは?

どうして介護療養型医療施設である豊川青山病院にしたかと言うと、もともとは普通の病院だったので、何か具合が悪くなった時にすぐに診察をしてくれるので、安心できるからです。

また何かあったときに病院に駆けつけることが出来る自宅近くを選びました。

本来は家族で介護するのが一番良かったと思いますが、なかなかそうもいきませんでした。

家族で介護するには限界があります。

祖母のように徘徊がある場合は特に、常に誰かいないといけないので、共働きだった父親、母親のどちらかが面倒を見るというわけには行きませんでした。

どちらかが仕事を辞めてもいいような経済状況ならそれも可能だったかもしれませんが、子供が二人いた我が家ではそうすることは出来ませんでした。

私も弟も進学する予定になっていたので、その費用も必要だったからです。

学校が休みの日には私と弟が二人で話し相手になっていて、祖母が好きな編み物も教えて貰いました。

私や弟は編み物が楽しかったわけではありませんでしたが、祖母が楽しそうに教えている姿は見ていてホッとする時間でした。

男兄弟だけでなく女の子がいたらもっと良かったでしょう。祖母も教えがいがあったでしょう。

 

介護療養型医療施設のメリットとは?

特別養護老人ホームや介護老人保健施設の費用と同様に、介護療養型医療施設も介護保険施設のため、民間が運営する介護施設よりは低額で利用できると言うメリットがあります。

ただし、介護療養型医療施設は主に療養上の医療を必要とする高齢者のための施設と言う性格を持っています。

病状が安定期にあり、長期間にわたる療養や介護が必要な方が入居対象の施設のため、特別養護老人ホームや介護老人保健施設よりは医療費負担のために利用料が高くなる傾向にあります。

また、これは他の介護保険施設と同様ですが、おむつ代などの日常生活費は実費で必要になり、いろいろな費用を含めると意外に高額になる場合があるので注意が必要です。

もちろん、介護療養型医療施設も特養や老健と同様に、本人や扶養義務のある家族の収入に応じて減額措置をとることも可能です。

該当する、または心当たりのある方はケアマネージャーや施設に相談してみると良いでしょう。

その施設は医師が常駐していたので何かあった時に安心できることが良かったです。

医師が常駐していない施設の方が職員と一緒に来院している姿を時々見かけたりもしますが、入所しているような方は外来に行くのも結構大変なことだと思われます。

その点では豊川青山病院は優れていたと感じています。調子を崩すことがあると家族にすぐに連絡をくれることも良かったです。費用も平均的な金額で家計が困窮するようなことは起こりませんでした。

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